「刃物」が関わるありとあらゆる世界。
そこでは、刃の善し悪しこそが製品の価値を決める。
硬く、冷たく、無味乾燥に見える鋼に、真摯な心と技で「刃物」としての体温を、命を吹き込む。
大切なのは、モノづくりの場に変わることなく厳存する原理原則をきちんと守ること。
いつの時代も人が育ち、技術が進化することで、要求に応える機能と切れ味を可能にする。
「刃物」を研き、己を研く。
この仕事を通して、私たちはその本質を見つめ続けたい。
農業機械、鉄鋼・金属加工、食品機械、事務機器…。
あらゆる生産活動に欠かせない「刃物」。
私たちがつくっているのは、豊かな暮らしや快適な生産活動、なのかもしれない。
お客様に喜ばれる切れ味は、千差万別。
どんなに高性能な機械でも、機械だけではつくれない。
長年、蓄積してきた技術と知識、「刃」モノづくりへのこだわりと愛が欠かせない。